現在所有している倉庫や工場を貸したい・有効活用したいとお考えの方もいらっしゃると思います。でも、「まずはどうしたらいいのか。」「どこに相談しよう。」「いくらで貸せるのか。」「どのぐらいの費用がかかるのか。」など分からないことも多いのではないでしょうか。
そこで、倉庫や工場を貸す時の流れや注意点などについて解説します。
この記事を読むことによって気になる倉庫や工場を貸し出すポイントがわかるようになるので、ぜひご覧ください。
【目次】
倉庫や工場を貸す時の流れ
倉庫や工場を貸す時の注意点
倉庫や工場を貸す時はいくらかかる?
倉庫や工場を貸した後の管理は?
倉庫や工場を貸す時の契約形態は?
Q&A
所有している倉庫や工場の貸すまでの流れを簡単にご案内します。
まずは所有している倉庫や工場の資料を準備しましょう。建物の面積が分かる図面(設計図)や謄本などをご用意してください。
そして、建物全体を貸し出すのか、一部を貸し出すのかご検討してください。一部を貸し出す際には駐車場の範囲や建物の範囲を明確にしておくと良いでしょう。
次に賃料査定を行います。賃料査定には倉庫・工場をよく扱っている不動産会社にお願いすることが望ましいです。コンビニの数より多いと言われる不動産会社ですが、実は倉庫・工場の賃貸を得意としている不動産会社は少ないのが現状です。
にっぽん倉庫では賃料査定の際は提携している倉庫・工場専門の不動産会社を賃料査定に向かわせます。
お気軽にお問い合わせください。
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賃料査定が終わり募集条件を確認したら募集開始です。募集の際には不動産会社間の不動産流通サイト「レインズ(REINS)」に登録をしてもらい、全ての不動産会社が閲覧できるように幅広く募集しましょう。
また、にっぽん倉庫への物件掲載は無料です。(オーナーからの直接依頼時のみ)
幅広く募集をすることで成約確率を向上させ早期に家賃収入が得られるようになります。
募集を開始すると内見の予約が入るようになります。内見に一緒に立ち会うこともいいですが、現地にキーボックスを設置し、いつでも内見ができる状態にしておくと日程調整をせずに内見が可能となります。
内見後には条件面での交渉が入る場合があります。その時は担当者とよく相談の上で決めましょう。
お互いに合意できましたら賃貸借契約を締結いたします。賃貸借契約締結後、鍵をお引渡しください。
倉庫や工場を貸し出す際にはいくつか注意点がありますのでご案内します。
倉庫や工場を貸す時の流れ でもご説明していますが、倉庫や工場の賃貸を得意としている不動産会社はかなり少ないです。倉庫・工場は建物の大きさや使い方などで大きく賃料が左右されます。前面道路の大きさや平屋かそうでないか、駐車場の有無など様々な要件で賃料が決まります。普段から倉庫・工場の取り扱いをしていない不動産会社ですと相場とは違った賃料査定結果になってしまう恐れがあります。
また、売却を勧めてくる不動産会社には特にご注意ください。倉庫を売却する方が仲介手数料が多くもらえる理由からオーナーのご事情を鑑みずに売却を勧めてくる不動産会社が一定数います。そういった不動産会社はそもそも賃貸が得意でないケースがよくあります。
にっぽん倉庫では倉庫・工場の賃貸を得意としている不動産会社と提携していますので、安心してご依頼ください。
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倉庫や工場などの家賃収入を得る際には家賃の滞納リスクがあります。せっかく入居者がいても家賃を滞納し、なかなか退去しないなんて事もあり、強制退去させるのも弁護士や裁判などでかなり期間を要する事もあります。それを予防する上で保証会社に加入してもらうことが大切です。保証会社では家賃の代理弁済から強制執行まで行ってもらえますので、オーナーが家賃の滞納を心配する事もなくなります。また、保証会社の加入費用は借主負担ということもあり、オーナーの負担が増えることもありません。
建物の火災保険は貸主であるオーナーが加入しますが、借主には家財保険の火災保険に加入してもらいましょう。家財保険には借家人賠償責任保険という、借主の責任において火事などが発生し建物に被害が生じた際に支払われる保険が付帯されています。家財保険も借主負担で加入してもらいます。
いまある設備(エアコンなど)が故障した際の費用負担や原状回復工事における範囲を明確に定めておきましょう。エアコンなどの修繕費は「設備」として契約した場合はオーナー負担、「残置物」として契約した場合は借主負担となります。「残置物」とした場合には借主にエアコンの所有権が移転されます。
実は建物オーナーが倉庫や工場を貸し出す際に手出しで必要になる費用はほぼありません。その点を解説していきます。
まず、オーナーが建物を貸し出す際に必要な出費は以下のようなものです。
・修繕費
・不動産会社へ支払う仲介手数料や広告料
上記の費用は実は借主が支払う敷金・礼金でほとんど賄われるというのが現状です。
敷金・礼金は通常家賃の2~3ヶ月が相場ですが、修繕費がかなりかかってしまう場合には敷金を6ヶ月や12ヶ月などに定めることも可能です。
ただ注意点として借主の負担が増えてしまい、内見率や成約率が落ちてしまう事があります。敷金を相場以上に求める場合には条件交渉などは柔軟な姿勢で受け入れることを検討してください。
賃貸借契約を結ぶ前には入居後の管理をどうするのか決めなくてはいけません。そもそも入居後の管理はどのような業務があるのか、どういった管理方法があるのかを解説していきます。
・クレームや近隣トラブルの対応
・修繕が発生した際の業者手配
・家賃滞納の督促
・賃貸更新時の更新業務
・退去時の原状回復立ち合い業務
入居後の管理業務として代表的なものは上記になります。その管理業務をどのようにするのか方法は大きく分けて3パターンあります。
管理業務を全てご自身で行うケースです。
不動産会社などに管理をお願いするケースです。管理料は月額家賃の5%+契約更新時の更新料が報酬の相場です。修繕が発生した場合はオーナー負担となります。なお、にっぽん倉庫の提携不動産会社の管理報酬は契約更新時の更新料のみで月額家賃の5%は発生しません。
貸主の権利ごとお願いするケースです。全てを丸投げできるため、修繕費も負担しなくてよく、空室期間も家賃が保証されますが、家賃相場より低い家賃設定になります。
倉庫や工場を貸し出す際の契約形態は大きく2つあります。
よくある賃貸借契約です。契約期間は2~3年で更新ができる契約です。更新時には更新料が発生します。
更新のない賃貸借契約で期間満了時に再契約を行うか契約終了するかなどをオーナーが判断できます。普通建物賃貸借契約より貸主の権利が強くなる関係で借主が借りづらくなり、契約率が下がる傾向にあります。契約期間は10年など長い場合もあれば2~3年の場合もあります。
何年か貸した後に自利用をお考えの方には向いているかもしれません。
最後に、よくいただくご質問をまとめました。
Q1. いくらで貸せるか聞いた上で検討してよいですか?
A1. はい。大丈夫です。にっぽん倉庫では無料で賃料査定を行っています。
Q2. すでに他にお願いしている不動産会社がいますが、お願いできますか。
A2. はい。大丈夫です。まずは一度ご相談ください。
Q3. 修繕が必要な分は先に工事を行った方がよいのでしょうか。
A3. 基本的にはありのままで内見してもらいますので、工事を先に行わなくて大丈夫です。
Q4. もう何年も募集をしていても入居者が決まりません。
A4. 住宅と違い倉庫や工場は特異性のある物件で、すぐに決まらない場合もありますが、長らく入居者が決まらない場合は募集条件や募集方法の変更をご検討ください。
いかがだったでしょうか。
倉庫や工場を貸す上での契約までの流れや注意点などを解説しました。
おさえておきたいポイントについてご理解いただけたかと思います。
ぜひ建物の有効活用をお考えの方は、倉庫・工場を貸すなら「にっぽん倉庫」をご利用ください。
賃料査定はもちろん、物件の掲載まで無料で行えます。
「にっぽん倉庫」はサイトリリース後、約1年で物件数10,000件超、会員登録数2,000社超となり、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)における倉庫・工場の物件数は大手不動産ポータルサイト(suumo、アットホーム、ホームズ、Yahoo!不動産)を抜き1位となりました。※
にっぽん倉庫は工業地域や物流倉庫、冷凍・冷蔵倉庫、危険物倉庫、ロードサイド物件など、多彩なタイプの物件が検索できます。倉庫・工場を探す企業様にとって、探しやすい、見つけやすいサイトNo.1を目指しています。
また、成約時の仲介手数料の一部(20%)を社会貢献団体に寄付し、ビジネスを通じて社会貢献にも取り組んでいます。
倉庫・工場を貸し出す時は「にっぽん倉庫」にお任せください!
※調査概要:suumo、アットホーム、ホームズ、Yahoo!不動産に掲載の首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)倉庫・工場の物件数(自社調査 / 2024年10月時点)
一般社団法人にっぽん福福
代表理事
福本 浩一
3歳の頃に両親が離婚し、母親のもとで妹と3人で暮らす。その後、母方の祖父が経営するバッティングセンターで幼少期よりお手伝いをする。
その頃に祖父から『子どもは宝』と教えてもらい地域の子ども達に喜ばれる貢献活動をすることの大切さを学ぶ。
大学卒業後、大手不動産会社へ入社。不動産業を学んだ後に、祖父の経営する会社へ入社。同時に青年会議所に入会する。
青年会議所で社会貢献や地域貢献について学び、祖父の経営する会社でも営業の傍ら社会貢献や地域貢献活動に尽力する。
社会貢献活動を通じて「他の企業にも社会貢献の重要性を広めたい」「社会貢献が当たり前」な社会を実現したいと考え、一般社団法人にっぽん福福を設立する。
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