初めて倉庫を借りる時や久しぶりに倉庫を借りる際に見落とされがちな契約条件や設備、用途地域などの注意点を解説します。分かりやすいポイントを押さえて、後悔しない倉庫探しをサポートします。
この記事を読むことで賃貸倉庫を探す際のポイントなどもわかるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。
また、倉庫や工場を「貸したい」とご検討中の建物オーナー様は下記の記事をご参照ください。
関連記事:倉庫・工場を貸したい【建物オーナー向け】貸す時の流れや注意点
【目次】
倉庫を賃貸する時に見落としがちな契約条件とは?初めての人向け解説
倉庫を賃貸する前に確認すべき3つの基本事項
賃貸契約後によくあるトラブルとその予防策
賃貸倉庫を探すのにおすすめのサイト
倉庫を借りようと思って、探し始めた時に見落とされやすい契約条件をお伝えします。
すぐに倉庫を契約したいと思って問い合わせしても、「3ヶ月後~入居可能です。」というパターンはよくあります。通常、使用している借主の退去予告は退去の3~6ヶ月前に申告しなければならず、オーナーの空室期間を少なくするために退去予告がきたらすぐに募集を始めることが要因です。
「現在利用中」「現在入居中」「引渡相談」といった場合には、いつから入居が可能か先に聞いておきましょう。また、探し始める時も計画的に探し始めるようにしておくとよいかもしれません。
また、探し始めてすぐ運命的な物件に巡り合うこともあります。「心の準備」ができる前に良い物件に出会った際のシミュレーションをしておくこともおすすめします。
家賃の他に発生する管理費や共益費が定められている場合もあります。毎月の家賃と一緒に払うことになりますので、定められた予算がある場合にはよく確認しておきましょう。
倉庫を借りる際には敷金や礼金をお支払いする必要があります。通常、敷金・礼金は毎月家賃の2~3ヶ月分に設定されていることが多く、契約時にお支払いする契約金(前家賃、敷金、礼金、保証料、火災保険料、仲介手数料など)は家賃の6ヶ月分になることが多くあります。
賃貸倉庫を契約する前に確認しておきたい3つのポイントをご説明します。
利用しようと思っている年数での契約や更新ができるのか確認しておきましょう。
最低契約年数を定めているところも多く、期間内で解約する場合は違約金の支払いが必要になります。
また、定期賃貸借契約というタイプの契約形態は基本的に更新ができないので注意が必要です。
用途地域によって倉庫の利用方法に制限がありますので、よく確認が必要です。
下の図は各用途地域における用途制限の内容になっています。
準住居地域、商業系の地域(近隣商業地域、商業地域)、工業系の地域(準工業地域、工業地域、工業専用地域)に建てられている倉庫ですと使用用途の制限も厳しくなく、様々な事業を行えます。
賃貸倉庫を契約する前には必ず現地で立地条件と建物条件を確認しましょう。
立地条件としては前面道路の幅員や間口、駐車スペースなどを確認し、建物条件としては天井の高さや広さ、設備面(クレーンやエレベーター、エアコンなど)を現地で確認し不明な点は不動産管理会社に確認をしておきましょう。
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賃貸倉庫の契約方法と事前に確認しておきたい注意点・必要なもの
賃貸契約後によくあるトラブルとその予防策について解説していきます。
まずは設備に関するトラブルです。設備が壊れた時に貸主負担で直してもらうと思っていたものが借主負担で直さなければいけず、思いがけずに出費がでることがあります。まずは設備が貸主負担で直すのか借主負担で直すのか明確に知っておきましょう。
予防策として、契約時の重要事項説明書に設備に関する事項があります。そこで「設備」となっているものは貸主負担で直しますが「残置物」となっているものは借主負担で直すものとなっています。重要事項説明を受けた時に「設備」か「残置物」か確認するようにしましょう。
次にあるトラブルは近隣トラブルです。借りた後に近隣住民から音や匂いで苦情がくるケースがあります。そのトラブルが大きくなった際には事業が行えずにまた別の場所に移転する必要がでてきます。
予防策として、ご自身の事業がどのような音や匂いがでるのか先に不動産会社にお伝えしておきましょう。そして音や匂いが発生する事業の場合は、現地を確認し近隣に住宅が少ない場所を選ぶとよいでしょう。工業地域や工業専用地域でなら、住宅がほぼ建っておりませんので、そういったトラブルを事前に回避できる可能性が高まります。
倉庫や工場を借りて行う事業の中には許認可が必要なケースがあります。たとえば自動車整備工場で認証工場にしたい場合には用途地域の制限があります。住宅系の用途地域では認証工場の許認可がおりずに予定しいた事業が行えません。
予防策として、許認可が必要になる場合にはご自身で許認可に必要な条件を把握しておく必要があります。事前にご自身で許認可に必要な条件を知った上で、倉庫や工場を探していくとよいでしょう。
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賃貸倉庫の契約方法と事前に確認しておきたい注意点・必要なもの
いかがだったでしょうか。
倉庫を賃貸する時の注意点などを解説しました。
最後に、これから倉庫を探すのにおすすめなサイトをご紹介します。
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一般社団法人にっぽん福福
代表理事
福本 浩一
3歳の頃に両親が離婚し、母親のもとで妹と3人で暮らす。その後、母方の祖父が経営するバッティングセンターで幼少期よりお手伝いをする。
その頃に祖父から『子どもは宝』と教えてもらい地域の子ども達に喜ばれる貢献活動をすることの大切さを学ぶ。
大学卒業後、大手不動産会社へ入社。不動産業を学んだ後に、祖父の経営する会社へ入社。同時に青年会議所に入会する。
青年会議所で社会貢献や地域貢献について学び、祖父の経営する会社でも営業の傍ら社会貢献や地域貢献活動に尽力する。
社会貢献活動を通じて「他の企業にも社会貢献の重要性を広めたい」「社会貢献が当たり前」な社会を実現したいと考え、一般社団法人にっぽん福福を設立する。
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受付時間
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